いよいよ狩猟に出られる。さあ、猟銃担いで山へ!
と行きたいところなのだが、どこで銃を撃っていいのかという決まりがある。静岡県のものがわかりやすいのでリンクを貼っておく。 →静岡県ハンターマップ
猟銃の取り扱いの決まりで、民家から十分距離を置いて(200メートルくらい)、なおかつ道を跨がずに撃つわけなので、必然的に山の中や広々とした田畑、森になる。このどれもが私有地であることが多いので、できれば地権者に許可を取ってやってね……と、教本には書かれている。
さて私はハンターチームに所属することにした。そこはエアライフル専門のチームで(装薬銃もやってる人はもちろんいる)、チームのリーダーが地権者にきちんと話を通して決められたエリアで鳥撃ちができる。すばらしい。ちゃんと挨拶するって大事だよね……。
11月17日、このハンターチームで狩猟のイロハを教える講習会(5人くらいだけど)に参加。鳥のいそうな場所や、撃ってはいけない場所を、実際に現地で教わった。
実銃を構えたのは……30分くらい? その間にスコープでのぞいて鳥影が入り込んだのは1回だけだった……。これはなかなか難しいぞ。
このとき感じたのは次のようなことだ。
・鳥の習性を理解することが必須。釣りと違って鳥は姿が見えるので、いる場所に行けるかどうかがすべて。
・猟場の理解が必要。どこに道が走っていてどこまで撃って大丈夫でどこに人が隠れていそうで……と考えると、猟期前から猟場に通っておかなくちゃダメっぽい。
・スコープをのぞき込んでいると手が揺れるのでレティクルを鳥に合わせるのがめちゃくちゃ難しい。
・とにかくエアライフルの扱いが未熟な自分(射撃場行っておけというのはそういうことか……)
この日はほんとに「お試し」という感じだった。「これ……最初の1羽落とせるのいつになるんだ?」と不安が湧いてくる。まあのんびりやるか……と考えていた私だったが、次回、初めてのちゃんとした猟で獲物に遭遇することになる。
※今さら思うのが、ちゃんと毎回写真撮っておかないとダメだなということ。記録は残さないとね。