11月15日。この日は狩猟免許取得者にとってはとても重要な日である。
狩猟解禁日なのだ~(テーレッテレー)。
はい。ただその前にやっておくことがあって、それは「狩猟登録」だ。そのものずばり「●県で狩猟しまーす」という申請で、これをやると「狩猟登録証」「狩猟バッヂ」が届く。
「登録証」は狩猟時に必ず持っていかなければいけないもので、川釣りで言う「遊漁券」みたいなもの。「狩猟バッヂ」は必ず「目に見える場所」につけておかなければいけないもの。
私は地元の猟友会に入会し、代理申請してもらった。楽ちんである。しかもハンターキャップとハンターベストまでもらえる……派手ェッ!
山中での事故防止のためにはこれくらい派手じゃなきゃね……。
ちなみにこれは毎年もらえるわけじゃないみたい。今年だか去年だかにデザインをリニューアルして会員に配っているらしいが。
まあ、それはともかく狩猟登録である。
第2種銃猟(空気銃)なので狩猟税が5,500円かかる。手数料が1,800円。私は神奈川県と埼玉県の2県で登録したのでその倍。さらには猟友会の会費が7,000円……。
高いよ(真顔)。
ちなみに散弾銃の第1種銃猟は16,500円である。たっっっっかぁ!
まあね……散弾銃は鉛をまき散らすしね……環境負荷を考えるとね……。
初心者講習会に始まり、狩猟試験やら医師の診断書やら銃の登録やら(書いてなかったけどこれもお金かかる)でとにかくまあ、「金の掛かる趣味」だなと。
そりゃ銃の所持者減るよね……。手続きの煩雑さだけでなくて、これだけのお金は若い人は払えませんわ。
狩猟免許試験を受けに行ったとき、私より圧倒的年上が多かったのはこういう理由なんでしょう。
銃の所持を簡単で安くすれば、獣による食害を防げるかもしれない。だけどそのぶん、所持に不適切な人も銃を持ってしまう危険性が高まる。
悩ましいよね……。
お金貯めておいてよかった。